
検査設備
inspection equipment
検査設備機器
高速マルチスライスCT

2022年11月よりキャノンメディカルシステムズ社製の新しい高速マルチスライスCT Aquilionを導入しました。
この機械は当院では3台目となる最新のマルチスライスCTスキャナで、被ばく低減機能を搭載しており、最大75%の被ばく軽減が実現されています。患者様に優しい検査です。
検査はとても簡単で短時間ながら広範囲の撮影が行え、頭部・胸部・腹部(肝・胆・膵・腎・脾)の鮮明な断層像を得ることができます。今までCT検査が有用だった事例として、肺がん・膵がんの早期発見に非常に有用でした。通常の胸部レントゲン撮影では到底診断できない小さな肺がん・膵がんの診断に貢献できます。
また最近は泌尿器系のがんが増えて、腎臓がんの診断にも役立ちます。
詳しい検査内容は、 スタッフまでお尋ねください。
電子内視鏡措置

平成30年4月より、当院に新しいフジフィルム社製の電子内視鏡システムレザリオ7000を導入しました。
電子内視鏡とはスコープ先端に内蔵された超小型の個体撮像素子(CCD)により、鮮明に消化管の様子をモニタ画面に映し出す医療装置です。
胃カメラと大腸ファイバーは共に2種類の レーザー光とデジタル信号処理により早期の食道、胃、大腸の癌の発見に威力を発揮します。
また胃カメラは経鼻内視鏡で直径5.8ミリと細く、苦痛が少なくて良好な視野を得る事が出来ます。よって胃がん検診にも最適な機種と考えられます。
一方で大腸ファイバーは、ポリープや癌を拡大して観察する事が出来るもので、これにレーザー光を加えることで、より詳細な診断を下すことができます。
安心して内視鏡検査をお受け下さい。
超音波診断装置

2022年12月よりキャノンメディカルシステムズ社製のフルデジタル超音波診断装置Aplio a verifiaを導入いたしました。
今回の新しい機種は、超音波の探触子を4本揃え、従来の心臓・肝臓・胆のう・膵臓・腎臓・膀胱・前立腺等に関しても精密に検査でき、甲状腺や乳腺などの表在の検査も幅広く行えるようになっています。
詳しい検査内容は、スタッフまでお尋ねください。
レントゲン

一般X線撮影装置です。
X線撮影に求められる様々なニーズから生まれた、X線発生装置、X線管装置、X線管支持器などをパッケージにした一般X線撮影装置です。
X線検査の線量は非常に少ないので、放射線の影響を受ける心配よりも病気や怪我を早く発見し、早く治療するほうが患者様にとって大きな利益であると考えます。胸部のX線写真では1回につき0.05~0.1mSvで、自然に浴びている放射線の20分の1以下でしかありません。安心して検査をお受け下さい。
※最近は肺ガン検診の依頼が増えています。レントゲン撮影で問題が見つかった場合はCTにて精密検査を行います。
心電図

標準12誘導心電図
心電図検査で最も一般的なのが標準12誘導心電図です。体への負担が少なく、心臓を12通りの方向から観察することによって心臓に関する多くの情報を得られることからさまざまな場面で広く用いられています。
不整脈が気になる場合や、心電図で不整脈が見つかった場合はホルター心電図で24時間の心電図検査を当院にて行えます。