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消化器の様々な症状・疾患を診ます

消化器内科は、食べ物の通り道である口から肛門までの消化管(食道・胃・小腸)、実質臓器(肝臓・胆嚢・膵臓)を診療・治療する科です。消化管や実質臓器に不調が起きると腹痛や嘔吐、食欲不振、下痢、下血、便秘、膨満感など様々な症状が起こります。何が原因でこのような症状が出ているのか、内視鏡検査(胃カメラ・大腸カメラ)、超音波検査(エコー検査)、CT検査などの様々な検査を行って総合的に判断し治療を行ないます。

​こんな症状はありませんか?

1.良く胸やけがある

2.げっぷが出る

3.ときどき酸っぱい胃液が逆流してくる

4.人間ドックで胃カメラ検査を進められた

5.食事がのどにつかえる感じがする(飲食時の胸や喉の違和感)

6.急激に体重が減少した

7.胸や背中の痛みが続いている

8.喉の違和感や、声のかすれがある

など

​こんな症状はありませんか?

1.便秘でお悩みの方

2.下痢でお悩みの方

3.細い便が出る方

4.便潜血検査で陽性と判定された方

5.慢性的な腹痛に苦しんでいる方

6.血便が出る方

7.下血症状のある方

8.急激に体重が減少した方

9.ご自身orご家族が大腸ポリープを切除したことのある方

苦痛を抑えた各種検査で速やかに病名を特定し診療を開始します。

消化器内科は、食べ物の通り道である口から肛門までの消化管(食道・胃・小腸)、実質臓器(肝臓・胆嚢・膵臓)を診療・治療する科です。消化管や実質臓器に不調が起きると腹痛や嘔吐、食欲不振、下痢、下血、便秘、膨満感など様々な症状が起こります。何が原因でこのような症状が出ているのか、内視鏡検査(胃カメラ・大腸カメラ)、超音波検査(エコー検査)、CT検査などの様々な検査を行って総合的に判断し治療を行ないます。

消化器内科で診る主な疾患

■胃炎(急性胃炎・慢性胃炎)

胃炎とは 胃の粘膜に炎症が起きた状態を胃炎と言います。 胃炎には、食べ過ぎ、飲みすぎ、過度なストレス、喫煙などが原因の急性胃炎、ピロリ菌感染などが原因の慢性胃炎などの種類があります。 ピロリ菌感染が原因の場合、治療をせずにそのまま放置すると胃・十二指腸潰瘍、胃がんを起こす恐れがあります。

■胃・十二指腸潰瘍(かいよう)

潰瘍とは、皮膚や粘膜の一部が深く傷つき、えぐれてしまうことをいいます。ひどい場合は、組織や臓器に孔があくこともあります。胃や十二指腸の場合は、粘膜に炎症が度重なることで、潰瘍が形成されていきます。痛みや出血などの症状が現れます。胃・十二指腸潰瘍の患者様は男性に多く、男女比は3対1になっている。潰瘍は男性に多い病気です。

■ヘリコバクター・ピロリ菌感染症

ヘリコバクター・ピロリ菌感染は、ヘリコバクター・ピロリ菌(以下、ピロリ菌)によって胃炎や潰瘍などを引き起こす細菌感染のことです。 ピロリ菌は胃の粘膜に生息しているらせん形をした細菌です。また、持続感染することで胃がんのリスクが高まることもわかっています。

■逆流性食道炎

逆流性食道炎とは、胃の内容物(主に胃酸)が食道に逆流することにより、食道に炎症を起こす病気です。 健康な人でも胃酸の逆流がみられることはありますが、時間が短いため問題になることはありません。 逆流の時間が長くなると、食道の粘膜は胃酸に対し弱いため食道に炎症を起こすようになります。

■過敏性腸症候群(IBS)

過敏性腸症候群は消化管の病気で、腸に何も異常がないにもかかわらず、腹痛と便秘または下痢を繰り返し引き起こします。何らかの原因により、腸の神経が過敏になることで起こると考えられています。

■大腸炎

大腸の粘膜に慢性の炎症または潰瘍やびらん(ただれ)ができる原因不明の病気です。  主な症状は、血便、粘血便、下痢や腹痛などです。 炎症は、多くの場合直腸から始まり、大腸全体にまで広がることがあります。

■血便

血便とは、便に赤い血が混ざっている状態を指します。 大腸・肛門などの下部消化管からの出血を言います。 大腸からの出血は暗赤色に、肛門からの出血は鮮やかな赤色になります。 血便の症状に加えて、下痢や便秘、発熱、痛み、嘔吐、残便感などの症状がある場合は、重篤な疾患が隠れている可能性があります。

■胃がん

胃がんは、胃の壁の内側をおおう粘膜の細胞が何らかの原因でがん細胞となり、無秩序に増えていくことにより発生します。がんが大きくなるにしたがい、徐々に粘膜下層、固有筋層、漿膜へと外側に深く進んでいきます。胃がんの早期発見のためには胃カメラ検査を受けることが大切です。

■大腸ポリープ

大腸の粘膜にできるイボ状のできもので、大腸ポリープの中には大腸がんへ進展するものがあることから、発見次第、切除することが推奨されています。大腸カメラ検査にて大腸ポリープが見つかった場合には、その場で切除することが可能です。

■大腸がん

大腸がんは、大腸(結腸・直腸)に発生するがんで、腺腫という良性のポリープががん化して発生するものと、正常な粘膜から直接発生するものがあります。大腸がんの早期発見のためには大腸カメラ検査を受けることが大切で、健康診断などの便潜血検査が陽性だった場合、精密検査として大腸カメラ検査が必要になります。

■食道がん

食道がんは、食道の内面をおおっている粘膜の表面からできます。食道のどこにでもできる可能性がありますが、約半数が食道の中央付近からできます。また、食道内にいくつも同時にできることもあります。食道がんは、初期には自覚症状がないことがほとんどです。がんが進行するにつれて、飲食時の胸の違和感、飲食物がつかえる感じ、体重減少、胸や背中の痛み、咳、嗄声させい(声のかすれ)などの症状が出ます。食道がんの早期発見のためには内視鏡検査を受けることが大切です。

主な疾患
胃カメラ

胃カメラ検査(上部消化管内視鏡検査)について

■胃カメラ検査とは

胃カメラ検査(上部消化管内視鏡検査)とは、内視鏡を使って食道、胃、十二指腸などを直接観察することで、慢性胃炎、胃・十二指腸潰瘍、ヘリコバクター・ピロリ菌感染症などの発見に繋げる検査です。
これらの病気以外に胃がんの早期発見に有効とされていて、胃がんから身を守るうえで非常に重要な検査です。

■こんな症状がある時は胃カメラ検査を

1.良く胸やけがある

2.げっぷが出る

3.ときどき酸っぱい胃液が逆流してくる

4.人間ドックで胃カメラ検査を進められた

5.食事がのどにつかえる感じがする(飲食時の胸や喉の違和感)

6.急激に体重が減少した

7.胸や背中の痛みが続いている

8.喉の違和感や、声のかすれがある

など

内視鏡
内視鏡

■胃カメラ検査で発見できる病気

・慢性胃炎
・胃・十二指腸潰瘍
・ヘリコバクター・ピロリ菌感染症
・胃ポリープ
・十二指腸ポリープ
・逆流性食道炎
・機能性ディスペプシア
・胃がん
・食道がん
・喉頭がん
・咽頭がん
など

■最新の電子内視鏡システムによる検査

口から内視鏡を挿入する場合(経口内視鏡検査)、舌の付け根に内視鏡が当たって嘔吐反射が起こり、苦痛の原因となります。

当院では、これを抑えるために鼻から内視鏡を挿入する検査(経鼻内視鏡検査)を行っています。

また経鼻内視鏡で直径5.8ミリと細く、苦痛が少なくて良好な視野を得る事が出来ます。よって胃がん検診にも最適な機種と考えられます。

当院では電子内視鏡システムレザリオ7000を使用しています。電子内視鏡とはスコープ先端に内蔵された超小型の個体撮像素子(CCD)により、鮮明に消化管の様子をモニタ画面に映し出す医療装置です。

大腸カメラ

大腸カメラ(下部消化管内視鏡検査)検査について

■大腸カメラ検査とは

大腸カメラ検査(下部消化管内視鏡検査)とは、内視鏡を使って肛門部、大腸、盲腸などを直接観察することで、大腸ポリープ、虚血性腸炎、炎症性腸疾患(潰瘍性大腸炎、クローン病)などの発見に繋げる検査です。
苦痛をともなうイメージが強い大腸カメラ検査ですが、当院では鎮痛剤・鎮静剤を使用して検査時の負担を抑えています。

■こんな症状がある時は大腸カメラ検査を

1.便秘でお悩みの方

2.下痢でお悩みの方

3.細い便が出る方

4.便潜血検査で陽性と判定された方

5.慢性的な腹痛に苦しんでいる方

6.血便が出る方

7.下血症状のある方

8.急激に体重が減少した方

9.ご自身orご家族が大腸ポリープを切除したことのある方

​など

大腸カメラ
大腸カメラ

■大腸カメラ検査で発見できる病気

・大腸ポリープ
・虚血性腸炎
・炎症性腸疾患(潰瘍性大腸炎、クローン病)
・過敏性腸症候群(IBS)
・感染性腸炎
・大腸憩室症
・大腸がん
・内痔核
など

■内視鏡下での大腸ポリープ切除

当院では大腸カメラ検査時に大腸ポリープが見つかった場合、コールドスネアーポリペクトミーを行っております。
10ミリ以下のポリープを切除する手術です。大腸ポリープの中には大腸がんへ進展するものがあることから、発見次第、切除することが推奨されています。適宜、大腸ポリープを切除することで、大腸がんの予防が可能になります。

■最新の大腸ファイバーシステムによる検査

当院では電子内視鏡システムレザリオ7000を使用しています。電子内視鏡とはスコープ先端に内蔵された超小型の個体撮像素子(CCD)により、鮮明に消化管の様子をモニタ画面に映し出す医療装置です。

胃カメラと大腸ファイバーは共に2種類の レーザー光とデジタル信号処理により早期の食道、胃、大腸の癌の発見に威力を発揮します。
一方で大腸ファイバーは、ポリープや癌を拡大して観察する事が出来るもので、これにレーザー光を加えることで、より詳細な診断を下すことができます。

苦痛をともなうイメージの強い大腸カメラ検査ですが、鎮痛剤・鎮静剤を使用することでほとんど眠っているのと同じ状態で検査が受けられ、苦痛が抑えられます。
当院では基本的に全件、鎮痛剤・鎮静剤を使って大腸カメラ検査を行っています。

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